
日本ヒルズ・コルゲート株式会社より、VETS TECHで実施した調査結果を共有いただきました。獣医療関係者の皆様にとっても興味深い内容になっているかと思いますので、ぜひご覧ください!
また、最後に投票もございますのでよろしければご協力ください!
資料・コンテンツ提供:日本ヒルズ・コルゲート株式会社
獣医師301名の実態調査で判明した、総合栄養食の推奨実態
日本ヒルズ・コルゲート株式会社(以下、日本ヒルズ)は、動物病院の獣医師301名を対象に「総合栄養食の推奨実態に関する調査」を実施しました。
本リリースでは、調査結果から見えた病院経営の課題と、その解決策としての「総合栄養食」推奨の可能性について報告します。
病院経営の課題:「新規集患」と「継続来院」が上位に
動物病院の経営に関して現在感じている課題を尋ねたところ、院長(N=181)では、「新規患者の集患」(51.4%)が最も多く、次いで「既存患者の継続来院」(48.1%)となりました。
一方、勤務医(N=120)では「次世代スタッフの育成」(62.5%)が最多だったものの、「新規患者の集患」(52.5%)、「既存患者の継続来院」(40.8%)も上位を占め、役職に関わらず「集患」と「継続来院」が病院経営における二大課題であることが確認されました。

課題解決の可能性:「総合栄養食」が病院経営に貢献すると5割が回答
「総合栄養食」の販売について、「かなり貢献する」(5.0%)と「ある程度貢献する」(45.5%)を合わせ、50.5%と半数以上の獣医師が「病院経営に貢献する」と回答。
療法食には及ばないものの、総合栄養食が持つ経営貢献へのポテンシャルに期待が寄せられていることがわかります。

健康なペットへの推奨実態と「機会損失」の可能性
一方で本調査では、43.6%の病院で「健康な子の来院が半数以上」を占めており、健康なペットとの接点が多数存在することがわかりました。

しかし、これらの健康な子の6割以上に対し、積極的に総合栄養食を推奨している病院はわずか22.9%に留まりました。

健康なペットという大きな接点を持ちながら、その多くで積極的な推奨が行われていない「機会損失」とも呼べる状況が浮き彫りになりました。
積極的な病院は「多様な接点」で推奨。妨げる要因は「時間」と「メリットの不明確さ」
総合栄養食を積極的に推奨している病院(健康な子の6割以上に対し、推奨している層)は、「避妊・去勢手術時」(94%)や「オーナーからの相談時」(86%)といったタイミングに加え、「健康診断時」(70%)、「子犬・子猫の迎え入れ時」(61%)、「病気からの回復期」(48%)など、多様な接点で能動的に推奨を行っていました。

一方で、総合栄養食を推奨していない理由としては、「紹介する時間がない」、「販売に積極的でない」、「メリットを感じない」(各34.8%)が上位に並びました。

求められる「継続来院の仕組み」。鍵を握る「愛玩動物看護師」との連携
今後、総合栄養食を推奨する原動力として、「ペットオーナーからの相談、問い合わせ」(75.7%)に次いで、「フード(総合栄養食)を推奨することでの継続来院の仕組み」(48.2%)が約半数を占めました。
フード推奨を「継続来院」という経営課題の解決に結びつける仕組みが強く求められていることがわかります。
「総合栄養食」の指導担当者は「獣医師」(74.1%)が圧倒的に多く、「愛玩動物看護師」(22.3%)との連携はまだ限定的です。

専門知識を持つ愛玩動物看護師との連携を強化することが、「時間がない」という課題の解決につながると考えられます。
日本ヒルズからの提案:「ベット・エッセンシャル」
本調査では、総合栄養食を推奨するキーワードとして「療法食の技術応用」(48.2%)、「一つの製品で5つの健康ニーズをケアできる」(54.2%)といった特長が求められていることも判明しました。
日本ヒルズが提供する「ベット・エッセンシャル」は、まさにこれらのニーズに応えるために開発された、動物病院と一部のペット専門店専売の総合栄養食です。
まとめ
今回の調査で、多くの動物病院が「集患」と「継続来院」という経営課題を抱えながらも、健康なペットへの総合栄養食の推奨という大きな機会を活かしきれていない実態が明らかになりました。
総合栄養食の推奨を、愛玩動物看護師とも連携しながら「病院ごと」の取り組みとして強化し、「継続来院」の仕組みと結びつけることが、今後の病院経営の安定化に貢献する鍵となります。日本ヒルズは、「ベット・エッセンシャル」を通じて、その取り組みをサポートしてまいります。
【調査概要】
調査名:総合栄養食の販売に関する調査
実施時期:2025年10月
調査対象:VETS TECH会員の獣医師様 301名
調査方法:VETS TECHのメールを通じたオンライン調査
















