VETS LINEインタビュー
インタビューさせていただいた病院:藤原動物病院
現在改修中で、新たに岐阜動物医療センター 藤原動物病院となります。
LINE公式アカウントの運用について
LINE公式アカウントを開始した時期と、開始するきっかけを教えてください。
2022年1月~開始し、今で約2年半になります。飲食店などのお店に行くと、今時LINE公式アカウントを作成しているお店は多いですよね。
僕自身、新しいものが好きなので便利そうだな、飼い主さんも見てくれるかなと思って始めました。
僕自身、新しいものが好きなので便利そうだな、飼い主さんも見てくれるかなと思って始めました。
現在の登録者数を教えていただけますか?
2771人です。始めた当初は、待合室に案内を出したりDMを送ったりしましたが、全く伸びなかったです。
ソトマチとVETS LINEを同時期に導入し、そこから爆発的に伸びました。
2023年6月の時点で408人、7月に導入しましてそこから1年で2300人増えていますね。
ソトマチとVETS LINEを同時期に導入し、そこから爆発的に伸びました。
2023年6月の時点で408人、7月に導入しましてそこから1年で2300人増えていますね。
一気に登録者数が増えたのですね。ソトマチとVETS LINEを導入しようと思ったきっかけは何ですか?
2つのシステムを導入した一番の理由は、まずは予約の仕組みを作りたかったからです。当院の診療開始時刻は9時ですが、8時半頃から暑くてもしんどい犬猫を抱えて、飼い主さんが並んでらっしゃったんですね。
ここをどうにかしたいと思って色々と予約システムを探し、辿り着いたのがソトマチです。
ただソトマチがやや高コスト、LINEに完全に依存する為、LINEの価格改定があったりすると影響がでそうだなと懸念しました。
そんな中ちょうどVETS TECHでLINEの運用方法を解説してくれるセミナーの開催や、VETS LINEのサービスが始まることを聞いたので、これは2つを組み合わせるととても良いんじゃないかと思って導入してみました。
使ってみると案の定、LINEの登録者数は一気に増えましたし、病院の外で診察時間前から並ぶ方もいなくなりました。
ここをどうにかしたいと思って色々と予約システムを探し、辿り着いたのがソトマチです。
ただソトマチがやや高コスト、LINEに完全に依存する為、LINEの価格改定があったりすると影響がでそうだなと懸念しました。
そんな中ちょうどVETS TECHでLINEの運用方法を解説してくれるセミナーの開催や、VETS LINEのサービスが始まることを聞いたので、これは2つを組み合わせるととても良いんじゃないかと思って導入してみました。
使ってみると案の定、LINEの登録者数は一気に増えましたし、病院の外で診察時間前から並ぶ方もいなくなりました。
なるほど。先生のやりたい事とソトマチ、VETS LINEが見事にマッチしたのですね。
ソトマチについて
過去には僕が自分で執筆していた記事を載せたりしていたのですが、登録者数が少なかったので閲覧してくれる人は少なかったですし、そこに時間を割いて記事を作成するのはコストパフォーマンスが悪いと感じていました。
今は完全におんぶに抱っこの状態でVETS LINEの記事を使っています。記事を書く手間が省けるので、とても助かっています。
今は完全におんぶに抱っこの状態でVETS LINEの記事を使っています。記事を書く手間が省けるので、とても助かっています。
VETS LINEの活用について
ソトマチ・VETS LINE、2つのシステムを導入されてから約1年が経過していますが、導入前と後で何か変化は感じられていますか?
この病院は元々父が院長としてやっていたところに僕が戻ってきたのですが、戻ってきてすぐにLINEを始めたので、恐らくそこで飼い主さんからすると少し病院全体が変わったなと思われたと思います。ただ、それでは登録者数は増えなかったですね。
ソトマチ・VETS LINEを導入してからは飼い主さんの変化としては、知識が増えた方が多いと感じています。
配信した記事を見てくれる人もいますし、診察中にVETS LINEのインフォームを活用しています。記事を印刷してお渡しすることで、診察中に飼い主さんへの説明がしやすくなりましたし、これまでは手書きで説明していたのが記事内の図やイラストを使って説明できるようになったのも非常に効率がいいです。
印刷して渡すこともできるし、スマートフォン内の記事を見てもらえば再度見てもらうこともできますし、やはり読んでいただくことで飼い主さんの医療の知識レベルが向上した気がしています。
ソトマチ・VETS LINEを導入してからは飼い主さんの変化としては、知識が増えた方が多いと感じています。
配信した記事を見てくれる人もいますし、診察中にVETS LINEのインフォームを活用しています。記事を印刷してお渡しすることで、診察中に飼い主さんへの説明がしやすくなりましたし、これまでは手書きで説明していたのが記事内の図やイラストを使って説明できるようになったのも非常に効率がいいです。
印刷して渡すこともできるし、スマートフォン内の記事を見てもらえば再度見てもらうこともできますし、やはり読んでいただくことで飼い主さんの医療の知識レベルが向上した気がしています。
LINEで配信するだけではなく、院内でのインフォームにも普段から活用されているのですね。VETS LINEを使ってみて飼い主様からの反響はありますか?
ある疾患だと診断された直後に、こちらが色々話をしても忘れちゃう飼い主さんは多いです。
VETS LINEの記事は特定の病気についての説明が書かれているので、自宅に戻ってからももう一度記事を見てもらったりできるのがいいと思っています。
また、VETS LINEでは投薬や爪切り、自宅点滴などの方法を紹介する動画がありますが、これをよく活用しています。
特に皮下点滴の方法動画は、自宅に帰ってご自身で行う時だけでなく、自宅でご家族に説明する場合などにも動画を見てもらうと理解してもらいやすいとのお声をいただきます。
VETS LINEの記事は特定の病気についての説明が書かれているので、自宅に戻ってからももう一度記事を見てもらったりできるのがいいと思っています。
また、VETS LINEでは投薬や爪切り、自宅点滴などの方法を紹介する動画がありますが、これをよく活用しています。
特に皮下点滴の方法動画は、自宅に帰ってご自身で行う時だけでなく、自宅でご家族に説明する場合などにも動画を見てもらうと理解してもらいやすいとのお声をいただきます。
LINEの配信頻度やVETS LINEの運用はどなたが行っているか教えてください。
配信頻度は月に2回程度、他に急な欠勤などの連絡を追加でしています。配信頻度が多いと、くどいと感じてしまう方もいると思い、今はあまり頻度が多すぎないようにしています。
ただ、まだ自分の中でどのくらいの頻度がベストなのか定まっていません。
VETS LINEを導入してから、記事を書く手間が省けるようになったので、記事の選定も含めて看護師さんにLINEの運用を任せることができるようになりましたね。
若い方や看護師さんは吸収も早いですし、助かっています。初めは看護師さんも忙しいので依頼しづらいかな、とも思ったのですが、やってみると操作が簡単で時間もかからないので、そこまで負担になることなくお任せできます。
ただ、まだ自分の中でどのくらいの頻度がベストなのか定まっていません。
VETS LINEを導入してから、記事を書く手間が省けるようになったので、記事の選定も含めて看護師さんにLINEの運用を任せることができるようになりましたね。
若い方や看護師さんは吸収も早いですし、助かっています。初めは看護師さんも忙しいので依頼しづらいかな、とも思ったのですが、やってみると操作が簡単で時間もかからないので、そこまで負担になることなくお任せできます。
LINE公式アカウントの不便なところ、煩わしいところはありますか?
一度ブロックされてしまうともうそれっきりになってしまうところですかね。LINEを使い始めたときはクーポンを発行していたので、そのクーポンを使うとブロックされるというパターンがありました。
今はソトマチを使っているので、当院に継続して通ってくれている方はブロックしていないと思います。
また、専門外来(循環器科・整形外科・皮膚科)の診療日程や急な案内(獣医師欠勤や休診のお知らせなど)を送っていると、LINEの1ヶ月に送れる通数に達してしまうので、厳選して送ったほうがいいなと考えています。
今はソトマチを使っているので、当院に継続して通ってくれている方はブロックしていないと思います。
また、専門外来(循環器科・整形外科・皮膚科)の診療日程や急な案内(獣医師欠勤や休診のお知らせなど)を送っていると、LINEの1ヶ月に送れる通数に達してしまうので、厳選して送ったほうがいいなと考えています。
VETS LINEを使われていて不便に感じるところも教えてください。
配信した記事をスタッフ全員が同じように把握できていないときがありますね。あとは、VETS LINEを使っていることでの成果が数値として可視化するのが難しいところです。
飼い主さんからの記事に対するフィードバックがあることもあるので、飼い主さんの病気に対する意識の変化はあると思いますが、数値化することがなかなか難しいですよね。
飼い主さんからの記事に対するフィードバックがあることもあるので、飼い主さんの病気に対する意識の変化はあると思いますが、数値化することがなかなか難しいですよね。
そこは常々感じているところです。何か飼い主さんに対するアンケートなども含め、今後また色々と検討していきます。ちなみに以前におこなったアンケートではVETS LINEの記事を読んだことがない人は5%という結果で、全ての記事ではないにしても、見てくれている方は多い結果でした。もちろん記事のテーマによって開封率の違いはあると思うので、なるべく多くの方に興味を持っていただけるような記事も、さらに充実させたいとは考えています。
そうですね。熱中症のような一般の方向けの記事もあれば、気管虚脱のような一部の人向けの記事もあると思うのですが、ここをどちらか一方に偏らないようにして両方の記事となるように組み合わせを考えて配信しています。
なるほど。VETS LINEを使ううえで工夫されているポイントですね。私も同感で、色々なジャンルの記事を送ることで、より多くの人がどれか一つでも興味を持ってくれるのではないかと思います。
ちなみに私個人の考えですが、毎回新しい記事である必要はなく、トップに出てくる記事は変えるけれども、スクロールすると出てくる記事は過去に配信したことがあるが、知ってもらいたい重要な疾患の記事にしておくというのも一つだと考えています。
1回目はスルーしたけど2回目は目に留まって記事を読む、という方も結構いらっしゃいます。
ちなみに私個人の考えですが、毎回新しい記事である必要はなく、トップに出てくる記事は変えるけれども、スクロールすると出てくる記事は過去に配信したことがあるが、知ってもらいたい重要な疾患の記事にしておくというのも一つだと考えています。
1回目はスルーしたけど2回目は目に留まって記事を読む、という方も結構いらっしゃいます。
なるほど、参考にします。あと、VETS LINEの記事内にあるイラストもインフォームに使いやすいですね。特に心臓のイラストはよく使っています。
ありがとうございます。実は、記事に挿入しているイラストを描いてもらっているイラストレーターの方も獣医師の方です。
その方に描いてもらったイラストを記事監修していただいた専門の先生に確認・修正していただいているので、イラストの精度は高いと思います。精確に、かつ飼い主さんから見ても分かりやすいイラストを心がけています。
その方に描いてもらったイラストを記事監修していただいた専門の先生に確認・修正していただいているので、イラストの精度は高いと思います。精確に、かつ飼い主さんから見ても分かりやすいイラストを心がけています。
VETS LINEでこんなことができるといいな、というものがあれば是非教えてください。
ソトマチを入れている関係もありますが、受付をすると、LINEの画面上で見たときに、せっかく配信した記事が受付完了のメッセージで上にズレてしまってLINEの画面をスクロールしないと記事が見れないようになってしまいます。
ここが解消されるといいなとは思っています。
ここが解消されるといいなとは思っています。
VETS LINEをどんな病院におすすめしたいですか?
独自で記事を書く時間を省きたいけど、飼い主さんとの繋がりを大切にしたい病院さんにはおすすめできると思います。
あと、当院はDMや病院独自の冊子を作って送付したりもしていましたが、やはり手間も費用もかなりかかってきます。
それらをLINEに一括できるので、手軽に継続したい人にはおすすめです。
開業当初は時間もあるので、そういった手作業をすることもできますが、やはり徐々に病院が成長するにつれてなかなか手が回らなくなってくる部分だと思うので。
あと、当院はDMや病院独自の冊子を作って送付したりもしていましたが、やはり手間も費用もかなりかかってきます。
それらをLINEに一括できるので、手軽に継続したい人にはおすすめです。
開業当初は時間もあるので、そういった手作業をすることもできますが、やはり徐々に病院が成長するにつれてなかなか手が回らなくなってくる部分だと思うので。
最後に、病院様独自の取り組みがあれば教えていただきたいです。
お誕生日のときにバースデーカード、おやつやフード、あとは飼い主さんとワンちゃんネコちゃんとのツーショット写真を一緒にお渡ししています。
普段動物の写真を撮る機会は多いですが、飼い主さんと一緒に写っている写真は少ないと思うので、とても喜ばれます。
病院に来院される方ってそれだけ愛情がある飼い主さんですし、お誕生日月に来院された方に全員プレゼントしています。
普段動物の写真を撮る機会は多いですが、飼い主さんと一緒に写っている写真は少ないと思うので、とても喜ばれます。
病院に来院される方ってそれだけ愛情がある飼い主さんですし、お誕生日月に来院された方に全員プレゼントしています。
それはとても喜ばれそうですね!何か案内をされているのですか?
これはサプライズですね。ちょっとした爪切りでの来院やフードを取りにこられた時にでもしています。
状態が悪く生死にかかわりそうな時は避けますが、回復したタイミングや退院時にしていますね。
僕たちは一次病院なので、病気を治すだけが全てではなく飼い主さんと動物の幸せを提供したり、絆を深めるのも仕事だと思っています。
状態が悪く生死にかかわりそうな時は避けますが、回復したタイミングや退院時にしていますね。
僕たちは一次病院なので、病気を治すだけが全てではなく飼い主さんと動物の幸せを提供したり、絆を深めるのも仕事だと思っています。
ありがとうございます。覚えていてくれたってことだけでもうれしいですがツーショット写真とかも思い出になるので素敵ですね。
貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
貴重なお話をお聞かせいただき、ありがとうございました!
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