
この度、公益社団法人 日本獣医師会主催で新たに始動した「Thanks Buddy Project」のご案内をさせていただきます。
現在、こちらのプロジェクトの賛同動物病院様を募集されております。ぜひ内容をご確認ください。
年会費などはございません。多くの動物病院様が同時に参画することで、大きな社会的インパクトを生むことにつながると思います!
提供:公益社団法人 日本獣医師会
これから3年で約6割減少。すでに始まっている「高齢犬減少」という現実
いま、現場の忙しさはさまざまです。
変わらず多忙な病院もあれば、少しずつ変化を感じ始めている病院もあるかもしれません。
ただ一つ確実に言えるのは、これまで動物病院を支えてきた高齢犬の数が、すでに減少局面に入っているということです。
2013年以降、新規犬飼育頭数は大きく減少しました。
その影響が、いままさに臨床の現場に現れ始めています。
すでに高齢犬の減少は始まっています。
そして、今年からの3年で、その数は約6割減少します。
これはこれから起きる変化ではなく、すでに進行している構造変化です。
動物病院の成り立ちそのものに影響するレベルの変化が、いま、現場で起き始めています。
必要なのは「一斉発信」。業界全体で同じタイミングで価値を届ける理由
では、なぜ犬は減っているのか。
理由は大きく4つに整理できます。
・暮らしたいと思う人が減っている
・供給が難しくなっている
・暮らしにくい社会になっている
・経済的に余裕がない
どれか一つではなく、すべてが重なっています。
だからこそ今、私たちに求められているのは、単に医療を提供するだけでなく、動物と暮らす価値を社会に伝えていくことです。
ただし、それは単に「増やす」ことが目的ではありません。
・動物が幸せであること
・一緒に暮らす人が幸せであること
・周囲の人たちにも受け入れられていること
この3つが揃って、はじめて社会の中で自然に広がります。
そしてもう一つ大事なのは、動物たちの価値を、エビデンスとして社会に伝えることです。
例えば、犬と暮らす高齢者では、認知症リスクの低減やフレイル予防が示唆されています。
これは本人の幸福にとどまらず、医療・介護費の抑制につながり、結果として社会全体の負担軽減にも寄与します。
一方で、地域ごとのマナーが守られていない状態では、社会から受け入れられることはありません。
逆に、
「動物がいても気にならない」「むしろいいよね」「動物のおかげだね」
という空気が生まれれば、動物との暮らしやすさは大きく変わります。
ただし、今の時代、バラバラに発信していては届きません。
だからこそ、同じ方向で、同じタイミングで、いわば「ラピュタのバルス祭り」のように、業界として一斉に価値を届けていくことが必要だと考えています。
犬からの恩恵を失わない社会へ。ともに新しい流れをつくりませんか?
高齢犬の減少は、動物病院にとって経営の問題です。
一方で、犬が減っていく社会は、人の健康や心の豊かさといった、犬からの恩恵を失っていく社会でもあります。
この2つは、同じ現象の裏表です。
だからこそ今、私たちは未来に向けて、業界として同じ方向を向き、同じタイミングで価値を届けていく必要があります。
いわば、“バルス祭り”のように。
ぜひこの取り組みにご協力いただき、ともに新しい流れをつくっていければと思います。
【賛同病院募集】人と動物の共生社会を実現する「Thanks Buddy Project」
この考えのもとに立ち上げたのが、
「Thanks Buddy Project」です。
本プロジェクトは、人と動物が共生する社会の実現に向けて、動物と暮らす価値を社会に広く発信していく取り組みです。
現在、この理念にご賛同いただける動物病院を、「賛同病院」として広く募集しております。
ご登録いただいた動物病院様は、現在制作中の公式ランディングページにて、「共生社会の実現に向けたパートナー」としてご紹介いたします。
これは単なる掲載ではなく、社会に価値を発信する動物病院としてのポジションを明確にする取り組みです。
また今後は、動物病院だけでなく、獣医師や愛玩動物看護師など、個人として本プロジェクトに賛同いただける方々の参加も広く募っていく予定です。
一人ひとりの想いと発信が重なることで、この取り組みはより大きな力になると考えています。
また、本プロジェクトの具体的な発信の場として、2026年4月21日〜24日に開催される世界獣医師会大会において、4月23日に「ペットと飼い主の健康」をテーマとした発信を予定しています。
伴侶動物が人の健康やウェルビーイングに与える価値を、社会に向けて発信していく重要な機会となります。
この取り組みは、一部の動物病院だけでは意味を持ちません。
多くの動物病院が同時に参画することで、初めて社会的インパクトを生みます。
十数年前から始まっていたこの流れは、すでに避けることのできない変化として現れています。
だからこそ、「今の忙しさの先に何があるのか」を共有しながら、
人も、動物も、社会も幸せになる未来に向けて、ともに一歩を踏み出していければと思っています。
一緒にペットとの共生社会の活性化に向けて、活動しませんか?


















