もともとVETS CAREERの存在はVETS TECHに登録していたので知っていました。転職活動をしていた際に、他の選択肢を増やしたいと考えたのがきっかけです。

右京動物病院さんからはスカウトメールが来ました。当初私は実家から通える範囲の兵庫と大阪で探していたため、京都は視野に入れていなかったのですが、見つけていただいてやり取りが始まりました。

実はVETS CAREERに登録してから一通目に受け取ったスカウトメールが平野先生からのメールでした。私のプロフィールをしっかりと読んでくださっていたとわかる内容でした。私は苦手分野も記載していたのですが、その部分も受け入れて、その上で次のステップに進めるように教育もしていくので来てください、というような事が書かれていました。これだけしっかりとプロフィールを見てくれているなら、きっと一緒に働くスタッフの事も一人一人ちゃんと見てくれるだろうから、と思って安心していこう、という気持ちになりました。

他の病院からもスカウトメールをいただきましたが、他の方にも同じような内容で送られているのかな、というメッセージだったので、正直なところあまり心には響かなかったです。

返信する前に病院のHPを確認しました。どういう先生がいるのか、何年目の先生がいてどの程度の手術をやっているのか、出勤表を見て週休２日はもらえそうか、夜勤の有無など、自分の求めていた職場環境に近そうな事を確認してから返信しました。

もともと自分が希望していた勤務地でマッチング率が高い病院の情報は見ていましたし、それらの病院のHPも細かくチェックしていました。

実際に見学に行くと逃げ出せなくなるから、と少し考えていたんですけど、ちょうどその頃コロナが流行し始めて私が関東にいたこともあってzoomでの面談を提案されました。
その際にiPadで院内見学させていただいたのですが、実際に勤務しているスタッフさんの顔や病院の雰囲気を見ることができ、雰囲気が良く、仲もよさそうなのが伝わってきました。ここなら安心していける、と感じました。

基本的には求人募集でどのような働き方をしているのか、は記載していてほしかったのでそこをチェックし、おおよその給与は聞けばよいかなと判断しました。休むことも大切だと考えているため、シフトを見て夜勤がなさそうか、週５で働いているなら日勤のみかなと判断したり、個人的には次のステップに進まなくてはいけない年齢だったので、同年代がいないかどうかも見ました。同年代がいると競合してしまう、相手の方から邪魔者に感じられてしまう可能性もあると考えたので。

全部見ていました。

見ました、2年分くらい。

そうですね、あとは見やすさも大切かと。HPの編集ができない先生は結構雑な人という印象があったので。

院長しか載っていない、駐車場の案内のみ、診察時間のみ、みたいなHPだと多分就職しません。

確かにうちは綺麗ではないけれどもやっていることは書きまくっていますね。

条件よりまずはここかな、と。

なので、私は2年目以降、給与よりもどんな病院で働きたいのか、自分の生活がどんなものになるのか、HPを見ながら考えていました。

そうですね、ここなら円満に働くことができる、と感じたことが決め手でしたね。

一番良いと思った点は自分の言葉で伝えられること、です。
他の転職サイトだとエージェントの方が間に入ったりしていて、先方にどのように伝えられているか、良いように言ってくれているのだろうけど良いように言われすぎていないか。
例えば実際に働き始めて「あれ？こういう事もできないの？」と言われる可能性がゼロではないと思って。
入る前の自分の評価よりも入ってからの評価が落ちてしまうと意味がないので、ありのままの自分というか、ちゃんと弱点も伝えられる、その上で許容してもらえる、というのが一番大きいと感じました。

今時のいわゆるマッチングアプリのイメージで言うと、マッチングが成立しても、犯罪のリスクとか考えると直接会うまでのハードルが高いと感じられると思いますよね。VETS CAREERはその手のマッチングアプリとは違いますが、それでも最初の1通は求職者からは送りづらいと思いますね。だからこそスカウト待ちになる人が多いのかな、と思います。

使用した期間が短いのもあり、とくにはないのですが、LINEアカウントにログインできなかったです。
なのでメールのチェックはわざわざアドレスとアカウント名を入力しないと見れませんでした。それぐらいでしょうか。

私はLINEログイン使えていましたが、パスワードなど不要でログインできるので便利でしたけどね笑

まずは細かく、どういう事をしていきたいか。何をやってきたのか、という質問が出てきたのでそこに関してはしっかりと書いておく。
例えばオペについてであれば、避妊去勢は簡単にできる、それ以外の腸管や膀胱の外科ができるのかどうか等の細かい点も書いていれば、必要としてくれる病院が自分を見つけてくれると思います。
苦手なことも正直に書いてしまえば良いと思ってて、じゃあ教えるよ、と言ってくれる病院は良い病院だと思いますし、逆にこれが出来ないならいらない、という病院であるなら、入った後辛くなると思います。
苦手、弱点の部分もしっかり書いて、でも頑張りますという意欲を見せると悪いようには取られないだろうと考えています。

当院のHPが特別綺麗とか見やすいわけではないと思いますが、新しい情報はきっちり更新して掲載するようにはしています。
診療時間や電話番号などはもちろんですが、飼い主さんが見ても、同業の先生が見てもどんな人が診察するのか、どんな治療をやってくれるのか、日々の院内の様子がどういうものなのか、といった点がオープンになっている方が、来院してもらえる、また他の先生が見学に来てくれる際のハードルが低くなると思うので、ブログを毎日更新しているとか、勤務医の先生それぞれに自己紹介を書いてもらうとか、しています。

そうですね。実際に会うまでに得られる情報はなるべく持っておきたいという考えでした。
そうなるとHPやグーグルのレビュー、グーグルは飼い主さんのコメントなので、そうなるとHPでどんな人が働いていてどんな事をやっているのか、どんな雰囲気なのか、というのをチェックしたいと思っていました。

VETS CAREERをこれから始められる先生に対して思うことは、スカウトメールを送る事はもちろん重要ですが、せっかく自分の病院の存在を知ってもらったとしても、求職者がその病院に行きたいと思うかは別ですよね。
スカウトメールで自分の思いをぶつけても、なかなかメールの文面だけですべてを知ってもらうのは難しいと思います。
なので求職者に病院の中身を知ってもらう方法は病院のHPかと思います。自分の病院のHPがいかに充実しているかが大切で、それによって飼い主さんにとっても行きやすい病院になるであろうし、求職を考えている先生にも病院の雰囲気や治療内容、他の先生の勤務状況、そういったものを知ることができて、より安心感を持って次のステップに進めるのではないかと思うのでHPはしっかりと充実した内容にするのが良いと思います。
VETS CAREERは採用に至ってもマージンを取られることもないですし、比較的安いPro Planで何人面談に進もうが採用に至ろうが一切費用が変わらない、非常にコスパの良い人材採用のための媒体だと思いますので、人材募集をしている病院にはお勧めします。

VETS CAREERという新しい媒体は求職者側は登録・利用料が全て無料なので、とりあえず登録してみる、使い方は自分次第なので、あくまで新しい手段のひとつとして選択肢を増やすのはとても良いものだと思います。